費用・助成金
Codex研修の費用と助成金。
実質負担の計算方法

OpenAIのAIエージェント「Codex」の法人研修を検討するとき、最初に気になるのは費用です。この記事では、Codex研修の費用の考え方、人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」を使った実質負担の計算手順、そして2027年3月末の制度期限から逆算したスケジュールを整理します。数値は厚生労働省の公式資料(令和8年8月3日版)に基づきます。
・研修受講料とChatGPT・Codex利用料の違い
・助成金が支給決定された場合の計算手順
・会社が先に支払う金額と、助成後の負担額
・2027年3月31日の制度終了予定から逆算した申請日程
Codex研修の費用は「受講料」と「利用料」の2階建て
見落としやすいポイントから先に書きます。Codex研修にかかる費用は次の2つに分かれます。
- 研修の受講料:研修会社に支払う費用。当社の実務導入研修は1名398,000円(税別)・12時間です
- Codex(ChatGPT)の利用料:OpenAI社に支払う費用。Codexは複数のChatGPTプランで提供され、利用上限や追加クレジットの条件はプランにより異なります。既存契約の範囲で始められる場合もあります
助成金の対象になるのは受講料側です。利用料は助成対象外なので、混ぜずに分けて考えてください。
Codexの提供プランと利用上限は更新されます。契約判断ではOpenAI「Using Codex with your ChatGPT plan」の最新版をご確認ください。
見積書で分けて確認する4つの費用
| 費用 | 支払先 | 助成対象の考え方 |
|---|---|---|
| 研修受講料 | 研修会社 | 要件を満たすOFF-JTなら対象になり得る |
| ChatGPT・Codex利用料 | OpenAI | 対象外 |
| パソコン・周辺機器 | 販売会社 | 対象外 |
| 社内担当者の人件費 | 自社 | 要件を満たす訓練時間は賃金助成の対象になり得る |
助成金を使った実質負担の計算手順
中小企業が「事業展開等リスキリング支援コース」を使う場合、計算は3ステップです。
- 経費助成を引く:受講料×75%。ただし通学・同時双方向型で10時間以上100時間未満の訓練は、経費助成の額に1人1訓練あたり30万円の上限があります
- 賃金助成を引く:1人1時間あたり1,000円×訓練時間数(対面・同時双方向型のみ。動画視聴型のeラーニングは対象外)
- 助成対象外の費用を足し戻す:ChatGPT/Codexの利用料、機材、交通費などは対象外です
計算例:受講料398,000円・12時間のCodex研修
| 受講料(税別) | 398,000円 |
|---|---|
| 経費助成(75%・支給決定時) | −298,500円(上限30万円の範囲内) |
| 賃金助成(1,000円×12時間・支給決定時) | −12,000円 |
| 実質負担の試算 | 約87,500円 |
なお、経費助成の上限が30万円のため、助成率75%では受講料40万円で助成額が上限に達します。受講料が40万円を超える研修では、超えた部分は経費助成の額に反映されません。当社の受講料設定(398,000円)は、この上限に収まる範囲で設計しています。
2026年8月時点の追加確認:価格設定の疎明書
経費助成を申請する場合は、計画届の提出日にかかわらず、支給申請時に「受講料等の価格設定に関する疎明書(様式第28号)」が必要です(すでに支給・不支給決定済みの場合を除く)。研修会社へ、通常価格と価格設定の根拠を確認できる資料が用意されているかも事前に確認してください。
制度は2027年3月31日で終了予定。逆算スケジュール
事業展開等リスキリング支援コースは令和8年度末(2027年3月31日)で終了予定の時限措置です。手続きには順序と期限があります。
- 訓練実施計画届の提出:訓練開始日の6か月前から1か月前までに、会社が労働局へ提出
- 研修の実施:計画どおり実施し、出席簿・実施記録を残す(研修費は会社がいったん全額支払い)
- 支給申請:訓練終了日の翌日から2か月以内
2027年3月末までに研修を終えるには、遅くとも2027年2月に開始し、その1か月以上前に計画届を出す必要があります。社内調整や研修会社との日程確定を含めると、実質的な検討期限はさらに手前です。
費用で研修を選ぶ前に確認したい3点
- 10時間以上・同時双方向型か:10時間未満の講座やeラーニングは、制度の対象外や賃金助成対象外になります
- 申請に必要な書類を研修会社が用意するか:カリキュラム・実施記録・出席簿・修了証。ここが揃わないと支給申請で詰まります
- 「申請代行込み」をうたっていないか:申請書類の有償代行は社会保険労務士の独占業務です。申請は自社または顧問社労士が行う前提で、役割分担が明確な研修会社を選んでください
Codex研修の費用でよくある質問
研修費用にChatGPT・Codexの利用料も含まれますか?
研修受講料と、OpenAIへ支払うChatGPT・Codexの利用料は別です。助成金の対象になり得るのは研修受講料で、ライセンス利用料や機材費などは対象外です。
オンライン研修も助成金の対象になりますか?
10時間以上のOFF-JTなどの要件を満たす同時双方向型オンライン研修は対象になり得ます。録画動画を視聴するだけのeラーニングとは扱いが異なり、最終的な支給可否は労働局の審査で決まります。
助成金を使う場合、研修費はいつ支払いますか?
会社が研修費をいったん全額支払い、計画どおりの受講と支給申請を経て、支給決定後に助成される流れです。助成金は事前の値引きではありません。
御社の場合の実質負担を、無料診断で試算します
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